糖鎖のサプリメントでの摂取について
糖鎖というのはまだまだ分かっていないことも多いのですが、単なるカロリー源としてのでんぷんとか、腸内環境を整える食物繊維のことではなくて、体内でタンパク質や脂質に結合して重要な役割を果たしていると考えられる糖のことを指します。
どんな働きかというと、細胞どうしの情報伝達や、免疫などの仕組みに関係していることが分かっています。
例えば血液型についても、赤血球にどのような糖が結合しているかによって決まっているのです。
そして、ここで問題となるのはそこに含まれる糖の種類です。
通常、私たちが糖分というと、砂糖やでんぷん質のことを考えるでしょう。
ここに含まれる単糖はグルコースとフルクトースのみです。
ところが糖鎖にはフルクトースは含まれません。
グルコースは含まれますが、それ以外に実に7種類の単糖が含まれることが分かっています。
これは、タンパク質とアミノ酸の関係に似たものがあります。
タンパク質は20種類のアミノ酸から構成されており、アミノ酸の摂取バランスが崩れると目的のタンパク質がうまく合成できなくなってしまいますが、それと同じことがここでも起こります。
グルコース以外の必要な単糖は、少なくとも通常の炭水化物には含まれません。
一応、人間は体内でグルコースやフルクトースをもとに他の7種類の単糖を合成する力を持ってはいますが、十分でないことも考えられますから、サプリメントで摂取することには意義があるわけです。
